世界遺産検定とは? 概要、試験日、合格率は?

雑学

世界遺産検定とは、人類共通の財産である、世界遺産に関しての知識を深め、学んだことを社会に還元する事を目的とした検定。
また、受検料の一部が、「世界遺産基金」に寄付され、世界遺産の保護や保全等に活かされている。

通称「せかけん」と呼ばれており、最近では、俳優・鈴木亮平さんや、行列弁護士の木村健太郎さんが、せかけん認定者として、

バラエティ番組でも、その知識を披露して、話題になっておりますね・・★

 

この世界遺産検定は、2006年に始まり、年々、受験者が増えており、2015年の受験申込み者は、約2万7千人(!)

特に、ここ2年間の急増ぶりは目を見張るモノがあり、やはり、TV効果は大きいですよね。。

世界遺産検定の概要

試験:検定は、年複数回実施中。全国主要都市で開催。

認定階級:1~4級、マイスター。マイスターは最上級クラスで試験も論述式。

出題内容:日本の全遺産+世界の代表的な遺産27~300件に関する。
     世界の遺産については、受験する階級により件数範囲がかわる。
     1-4級はマークシート方式。

受験資格:1人で受験できる人ならば、誰でもOK。過去の最小年齢は6歳(!)
     受検者の80%が10~30代。男女別にみると、女性が60%。学生の受験者も増加中。

受験料:3000円~19000円(受験階級によりかわる)

試験時間:50~120分(受験階級によりかわる)

 

世界遺産検定は、2014年に文部科学省の後援事業として認可。国もバックアップする体制。

せかけん認定者は、大学入試や企業への就職にも有利になる面も出てきており、また、成績優秀者は、国からの表彰もある・・!

 

検定日スケジュール 

第24回 7月10日 1~4級、マイスター

第25回 9月11日 2~4級

第26回 12月18日 1~4級、マイスター

第27回 2017年3月12日 2~4級

検定申込みは、WEBあるいは郵便局から。

開催都市:東京23区/さいたま/千葉/横浜/大阪/名古屋/札幌・・etc

申込みの詳細や開催場所は公式サイトでご確認ください。

 

世界遺産検定公式サイト ⇒ コチラ

各級の試験内容と受験料、合格率

4級: 誰でも受験可。マークシート方式。試験時間50分、受験料3000円。合格率約84%
3級: 誰でも受験可。マークシート方式。試験時間50分、受験料4500円。合格率約79%
2級: 誰でも受験可。マークシート方式。試験時間60分、受験料5500円。合格率約50%
1級: 2級認定者が受験可。マークシート方式。試験時間90分、受験料9700円。合格率約30%
マイスター: 1級認定者が受験可。論述式3問。試験時間120分、受験料19000円。合格率約42%

1級とマイスターは、世界遺産全件が出題範囲。

合格基準は、2~4級が100点満点中60点以上。1級は200点満点中140点以上。

世界遺産検定を受験するメリットって?

せかけん認定者には、どんなメリット、優遇措置があるのか? 気になるところです・・

 

世界遺産検定公式サイトによれば、以下のメリットがあるとの事。

①大学入試での優遇

200校を超える国公立大学・私立大学・短期大学が、AO・推薦入試において評価の1つとしている。

対象となる階級は、各大学により異なる。書類審査時に有利になる・・(?)

 

②企業への就職活動でのPR

世界遺産検定は3級からエントリーシートに記載が可能。
特に、旅行業界への就職には、有利になるかも・・

また、面接時に、個性や豊かな人間性のアピールになるかも(しれない)

 

③特定の団体からの特典

世界遺産検定の認定証を提示すると料金の割引や記念品が贈呈される等の特典を受けれる団体あり。

詳細は公式サイト参照 ⇒ コチラ

 

④成績優秀者の表彰

世界遺産検定で好成績を収めた個人や団体には、表彰があります。

2015 年度より 「文部科学大臣賞」が新設。表彰者には表彰状および記念品が贈られる。

 

実質的には、③及び④がメリットと言えるでしょう。正直、就職や進学関係で有利になるかは・・?

何も資格を持って無い人や面接時にPRするモノが無い人には、とっかかりとしては良いかもしれません

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